無料に隠されたワナ2011年07月02日 22時11分

無料に隠されたワナ

通信販売で、「分割手数料は当社が負担」とか、「セットアップは無料」という宣伝文句で商売をしている会社がよくある。

しかし、企業はボランティアではないから、無料などということは無いし、当然価格に含まれている。と言うか、現金一括で支払う人や、自分でセットアップできる人には逆になのである。実際無料にすることで「宣伝効果」を狙うことはある。

 

ただ、通信販売は安いのは間違いない。店舗の維持費がまったくかからないから。

しかし、単品での販売は少なく、ほとんどは抱き合わせで販売される。最も顕著なのはパソコンだ。パソコンだけの販売は少なく、ほとんどはプリンターやデジカメと抱き合わせである。単品の品質を追求する人には向かない。

 

無料のゲームも大流行だが、ある程度面白くなってきたり、レベルが上がってきたりすると、有料ゲームに進みたくなるように仕組んである。無料だけで済ますのは精神上むずかしい。

 

Web上で何かを有料で販売するのはむずかしい。ニュースなどの情報、本、ゲームやソフトなどみんな無料だと思われている。趣味で提供するだけなら無料でもいいが、商売として成立させるには有料にしたい。広告費だけでは、スポンサーの意向も無視できなくなる。

無料というのは、むずかしい。

 

 

ノイズ2011年07月05日 21時02分

我が家の居間では今でもT芝製ブラウン管テレビを見ている

我が家の居間では今でもT芝製ブラウン管テレビを見ている。

しかし、以前に比べるとアナログでもゴーストとか減ったような気がする。

テレビの性能が高まったし、送り手側も良くなっただろうか。

 

さすがに現在は地デジチューナ(T芝製高機能品)なのでゴーストは出ないが、あるタイミングで数秒間画面がちらつくというか、画面が振動するのである。よく見ていると、

CMなどで狭い画面(4対3)に切り替わった直後に数秒間振動する。ただ、16対9の画面でもまれになる。

 

だから、ノイズのせいよりもソフトのバグではないかと疑っているのだが、

バグだったらどうして数秒で止まるのか、振動の継続時間がばらばらだったりするのか分からない。ノイズとのからみがあるのか。ただ、チューナの回りには連動していると思われるノイズ源はないが、200メートル先には、大工場がある。

 

このクレームをT芝のお客様相談室のようなところへ電話したのだが、相手は上司と何度も相談する為に電話を中断し、軽く10分以上話していたのだが、らちがあかなかった。私もエンジニア崩れなので、この手の誤動作が一番難しいのは分かる。新品に換えてもまた起こるかもしれない。

しかし、どうにもならないのか?今でも我慢して使っている。

スマホ-実はSONYの話2011年07月06日 22時55分

スマホといえばiPhoneだが、それ以外だとサムスンのギャラクシーとシャープのガラパゴスに勢いを感じる

スマホといえばiPhoneだが、それ以外だとサムスンのGALAXY Tabとシャープのガラパゴスに勢いを感じる。売れ行きは知らない。サムスンはアップルについていけるメーカーというイメージがあるが、日本だと何とかソニーと1馬身差でシャープがくらいついている。

 

しかし、この食らいついていけるイメージが大事だ。

NECや富士通は元々コンピュータの会社というイメージ(アップルだってそうだと言われそうだが、うまく転換させてきた)だし、日立は話にならない。原発が頓挫した東芝と共に重電の会社だ。日本の会社も最近は少しずつそうなりつつあるが、思い切り得意分野に絞ったほうがいい。

 

個人的には今まで話に出てこなかったパナソニックが好きで、我が家の家電製品はかなりがパナソニックである。とにかく壊れないし信頼性がある。ソニーは斬新だがすぐに壊れる。これはイメージだけでなく、実際に購入して壊れた経験がある。たとえば、

 

MDウオークマン―購入して30分でまったく動作しなくなり新品と交換

テレビ―1年くらいで画面が斜めになってしまって修理。

こんなに早く壊れたのは、他ではパイオニアのステレオ(カセット部分のみ)くらいである。

ソニーは信頼性にパワーをかけないのではないか。昔からエンジニアの間ではソニーの品質の悪さは指摘されていたが、我が家の話はそれとは違う。現実なのだ。ソニーは、デザインはいいし、ブランド力もある。しかしアメリカのGE(ジェネラル・エレクトリック)のように保険や金融の会社に向かっている。

ポイント制2011年07月07日 22時52分

ポイント制は嫌いだ

ポイント制は嫌いだ。

消費者にとっては、何一ついいことが無い。

 

    現金を販売店に預けているようなものだ

    場合によっては、ポイントすなわち現金を流してしまう

    ポイントのために無駄な買い物をする

    ポイントのため同じ店で買い物をしなくちゃいけない

 

これらは裏返せば、すべて販売店の利益につながる。

ポイントカードがたまってめんどうくさいし、かさばる。

 

さて、リアルな場面を考えよう。

ポイントといえば、ヤマダ電機で今や家電量販店ではトップである。

自分が住む市には多いときには店舗あったのが、知らぬ間にヤマダ電機だけになってしまった。

 

さて、そこで現金値引きのケーズデンキの登場である。

ヤマダに続き、業界2位である。

ヤマダができたときも広いなーと感心したが、ケーズはもっと広い。

ケーズの躍進を意識してからなのか、ヤマダも現金値引きが増えてきた。

両者のちらしで同じ製品の値段を比較してみたが、ポイントなしだとほとんど変わらなかった。

 

結局はポイントが好きか嫌いかで分かれるのだろうが、最後は現金値引きに向かうのではとひそかに願っている。

松井500号本塁打2011年07月14日 22時36分

松井秀喜(アスレチックス)が日米」通産500号本塁打を目前にして苦しんでいる

松井秀喜(アスレチックス)が日米通算500号本塁打を目前にして苦しんでいる。

現地616日に499号本塁打を放ってから、既に22試合(うち完全休養が2試合、代打が1試合)ホームランが出ていない。その間、チームとしても9勝13敗と負け越している。早く500号本塁打が出て松井のバットに火がつかないと、チームとしても松井としても、今シーズンが終わりになってしまう。

すると来期を目指した若手優先のオーダーになるだけでなく、松井のメジャーでの寿命に終わりを告げられるおそれもある。日本で野球ができなければ、幻の500号になってしまう。

 

松井としては500号の節目は意識していないと言うだろうが、そんなはずはない。確かに過去の節目でも単なる通過点と言い切っていたが、そろそろ引退も視野に入り始めてきた今日このごろでは、意識しないはずはない。

 

巨人時代から松井ファンとして見てきた経験からして、今期は以前とは違う。

ストレートを待って振り出しても振り遅れてファールか、ぼてぼての内野ゴロだらけである。ただ、流し打ちをしないのが気になる。貧打のアスレチックスでは、松井自身が決めなきゃという思いが強すぎるのではないか。外角を巧く打っていけば、必ず内角に甘い球が来る。

 

とにかく早く500号を見たいものだ。

ダニ・アレルギー2011年07月15日 22時33分

ダニといえば、ダニが原因の喘息で子供が苦しんだ時期がある

ダニといえば、ダニが原因の喘息で子供が苦しんだ時期がある。

ひどいときは1日に2回、週に何度も医者に連れて行ったり、夜中近くに1時間くらいかけて遠くの大学病院まで連れて行ったりした。

個人で仕事をしているのでなんとかなったが、会社員ではつらいだろう。

しばらく良くても10月になると悪くなるといった季節性もある。

 

最初はどうしていいかわからず、ただ病院へ連れて行くだけであった。

これではいけないと思い、グラクソ・スミスクラインの無料セミナーに大宮まで出かけていき、喘息という病気が良く理解できた。

そこで、すぐに次のことを実行した。

 

1.        子供をスイミングに行かせた。

2.        寝室を1階の和室から2洋室にかえた。

 

結果として、2の対策がすぐに効果を表した。

その後は、年に1度くらいしか病院にかかることも無くなり、4学年時には学校を一度も休まなかった。

今では、年に一度も症状が出ないまでになった。

 

もし喘息で困っている人がいたら、コメント欄で連絡をください。

何か相談にのれるかもしれません。

コメントはすぐに表示されない設定なので、みなさんに知られることはないです。

今日の松井秀喜-祝日米通算500号本塁打2011年07月21日 22時42分

今日の松井秀喜

ついに日米通算500号本塁打!!

おめでとう。

 

現地20日(対タイガース)、4番DH

7対5OAKアスレチックス勝ち

 

2回-中飛

3回-適時内野安打打点1

6回-7号ソロ本塁打打点1

7回-右前適時打打点1

 

打率:.223(4打数3安打)今期2回目の3安打

打点:43(+3)

本塁打:7(+1)

 

5試合連続ヒット。

499号から出場25試合目にして達成。

 

特許2011年07月27日 22時37分

特許関係の仕事をしていたにもかかわらず、こんなことを書くのもどうかなと思いながら、どうしても言いたいのでご勘弁を

特許関係の仕事をしていたにもかかわらず、こんなことを書くのもどうかなと思いながら、どうしても書きたいのでご勘弁を。

特許の中身はほとんどがクズなのである。ほんとに光るような特許はごく一部である。

自分でも特許を出して、いくつかは特許として現実に登録され今でも生きているが、それらも皆クズである。自分で出しておきながら。

ノルマがあったので、出したら特許になってしまったのである。

 

例えば、自動車の特許を考えてみよう。

もちろん、自動車そのものは特許としても価値が高いが、それ以前に馬車やリヤカーなどの原型があって、エンジンができたら馬車に乗せてみようと思うだろう。というか、エンジンを開発して自動車に使うという順番か。空想することは容易でも、実際に自動車を開発するのは容易ではないことはわかっているつもりである。

 

自動車を分解してみて重要なものの第1は、エンジンである。ガソリンエンジンやディーゼルエンジン、それと吸入の機構や噴射装置などの重要な部品や効果的な部品には特許を与えてもよい。それでも自動車関連で数十から百程度で抑えたい。

ハイブリッドなんて、エンジンとモーターを組み合わせただけである。しかし、実用化するのは大変ではある。

 

そんなに特許の登録を抑え込むと、弁理士などの特許関係者の働き口がなくなってしまうがしかたがない。菅総理みたく政治家にでもなりますか。こうして極端な持論を展開してみたが、反面ムダも重要である。その中に磨けば光るものがあるかもしれないし、何と言っても雇用対策になる。

 

何だかはっきりしない結論になってしまったが、一度でも特許の仕事に携わった人なら、「こんなの特許になるの?」とか、「ばかばかしい」と思ったことがあるだろう。

日本は特許の申請数なら、世界一だったのである。今は中国にも抜かれ3位くらい。その分、国際出願が増えている。

それにしても、年間何十万件という特許が日本で登録されている。

予防が大事-原発事故2011年07月28日 22時10分

以前から予防が大事と思っていた。
何か問題が起きて一生懸命対応するよりも、問題が起きないよう一生懸命対応する方が価値が高いと思っていた。

最近の原発事故を見ても、問題が起きてから対処するとなると莫大な資金と人材が必要だ。
風評被害や健康被害を考慮したら、お金などに換算できるものではないし、元通りには戻らない。もう故郷には住めない人もでるかもしれない。
それに対して、原発用地をあと10から15メートルだけでも高く設置しておけば、専門家ではないので正確には不明だが、数十億円から数百億円の出費で済んだだろう。一兆円かかっても今よりはましだ。非常電源だけでも高いところに設置しておけばと悔やまれてならない。

以前勤めていた会社でも、常に不具合を出して残業しながら一生懸命対応している人がいたが、はたから見ていると一生懸命仕事をしているように見えるから不思議だ。
私は自慢じゃないが、そんな不具合を出さないようにしていた。例えば、検査規格のちょっとした変更を行っても、現場でトラブラないように実際に検査規格通りに自分で検査を行ってみて確認をした。毎回時間はかかるが。多くの人は机上のみで検討して現場に送ってしまい、思わぬトラブルに巻き込まれていた。想定外というやつだ。
私は会社を辞めてしまったので、そのことでどう評価されていたかは知らない。たぶんされてはいないだろうが、別に悔しくはない。それだけの会社だということだ。

(おまけ)
今日の松井秀喜-日米通算502号本塁打

CO2温暖化説2011年07月29日 23時40分

CO2温暖化説の真偽

私は何かの利益団体にかかわるものではないのでフェアに書いている。

もちろん、すべてのブログはフェアに書いているつもりだが、野球とか松井とかになると少し怪しくなるが。

テレビでも政治の世界でも、知らぬ間に地球温暖化はCO2が原因といった断定がなされている。

 

しかし、それには根拠がないという説を唱える人も多く、書籍もたくさん出されていて、私も何冊かは読んだ。東工大の丸山茂徳氏やジャーナリストの広瀬隆氏などが代表だが、他にも多くいる。それらを要約すると、

1.      科学者の多く(9割)は、CO2原因説に根拠がないと主張する。たまたま、温度上昇の曲線とCO2増加の曲線が一致しているだけ。

2.      地球温暖化には他にも要因が考えられ、太陽の黒点活動、地球磁場、ミランコビッチの周期、水蒸気などがあり、CO2の影響は少ない。中期的には寒冷期に向かっている。

3.      「地球温暖化CO2犯人説」を主張したIPCC議長ラジェンドラ・パチャウリ氏は、CO2排出権取引で莫大な利益を得ているとか、米大統領候補だったアルバート・ゴアの『不都合な真実』には、多くのねつ造が含まれていて、アメリカでは、「クライメートゲート事件」として取り上げられており、政治色の強い話題なのである。

 

いくらこの話を調べていっても、どうもはっきりしない。政治色が強すぎる。

ただ、CO2が地球温暖化の最大の原因とする根拠がないだけで、可能性は残されていると私は思う。理由はどうあれ、地球が温暖化しようがしまいがCO2を減らすことは道理にかなっていることだと、天性のカンが教えてくれる。どう考えても新興国すべてが先進国並みの生活を始めたら、根拠もデータも何も無いが、地球は持たない気がする。

そんな第六感って大事なのだ。福島第一原発の写真を見て、一目「津波」に対して危ないと思う、そんな第六感が大事なように。