株価が動く理由Part12011年08月18日 22時03分

株価は、多種多様な理由で上げ下げするが、長期的に見れば、間違いなくその企業のかせぐ利益に比例する

株価は、多種多様な理由で上げ下げするが、長期的に見れば、間違いなくその企業のかせぐ利益に比例する。しかしながら、毎日のように株価は変化する。株価に影響を与える要素を挙げてみたら、約50になった。細かく分ければその数はもっと増える。

 

この順位は、素人である私個人の考える順位づけである。「利益」を除けば、長期的な視点よりも短期的、実践的な視点で順位付けをした。例えば、長期金利は重要な要素で為替や株価にも影響を与えるが、個人投資家は金利動向よりも、NYダウや円相場に関心があるし、増資や自社株買いに注目が向かってしまう。以前であれば、株式分割は良いニュースであった。

 

しかしながら、下位であればあるほど、あまり順位に意味が無い。重要な要素は20位くらいまでか。今日は、20位までの発表とします。

 

1位-利益(営業利益、経常利益、当期利益)、特に営業利益が重要

2位-外国株式市場(NYダウ、ナスダック、上海総合など)

3位-為替(ドル円、ユーロ円)

4位-ニュース(個別企業の合併、上方・下方修正、事故情報など)

5位-レイティング(証券会社など)

6位-株式先物市場(大証、グローベックス、シンガポールなど)

7位-外国人の買い越し・売り越し情報

8位-商品市場(WTI,金など)

9位-前日の株式市場動向

10位-アノマリー(過去の経験則)

11位-増資・社債発行情報(第三者割当増資など)

12位-失業率、失業者数

13位-景気動向指数(機械受注、日銀短観、景気ウォッチャー指数など)

14位-海外景気動向指数(バルチック海運指数、ISM製造業景況指数など)

15位-消費者・卸売物価指数(特に米、中)

16位-自社株買い

17位-M&A

18位-指数採用・不採用(日経225、日経300等)

19位-市場変更(東証一部、二部等)

20位-配当(増配、減配、無配)

続きは、できれば明日。