統一球の影響(打撃・打率編)2011年12月01日 20時11分

統一球の影響(打撃・打率編)

 

統一球の影響(打撃・打率編)

今年度のプロ野球はソフトバンクの優勝に終わり、沢村賞・新人賞など賞の発表が続いているが、契約更改の前に、統一球の影響をまとめておきたい。

ブログ9月20日「統一球の影響-打者」、9月21日「統一球の影響Part2-投手」も見てね)

 

今日は、その第一弾で打撃・打率編(セリーグ)である。

(データは日本野球機構オフィシャルサイトから引用)

 

2010年、2011年両年とも規定打席に達した選手のなかで、最も打率を上げた3選手(3選手しかいない)

            今年度の打率(アップ率)

1長野 久義(巨)-0.316(+0.028) 今年度の首位打者

2宮本 慎也(ヤ)-0.302(+0.026)

3東出 輝裕(広)-0.278(+0.011)

*内川 聖一(ソ)-0.338(+0.023)  (注)パリーグへ移籍したので番外とした。

長野の場合は、まだ発展途上なので、統一球の影響よりもプロ野球への「慣れ」の方が大きいのだろう。

 

同じく、最も打率を下げた10選手

            今年度の打率(ダウン率)

1和田 一浩(中)-0.232(-0.107) 1割以上下げている

2森野 将彦(中)-0.232(-0.095)

3青木 宣親(ヤ)-0.292(-0.066)

4平野 恵一(神)-0.295(-0.055)

5相川 亮二(ヤ)-0.244(-0.049)

6田中 浩康(ヤ)-0.252(-0.048)

7新井 貴浩(神)-0.269(-0.042)

8マートン(神)-0.311(-0.038) 長野に続き、打率2位

9石川 雄洋(横)-0.26(-0.034)

10荒木 雅博(中)-0.263(-0.031)

1、2位が中日の選手であり、その中日が優勝したのだから、投手が頑張ったと言えるだろう。和田と森野は、昨年度かなり頑張った反動も大きいと推測される。

規定打席に達しなかった選手の中では、やはり小笠原(巨)のダウンが大きい。

統一球の影響は、統一球への慣れが出てくる来年度の結果も見ないといけない。

統一球の影響(打撃・打点編)2011年12月02日 20時29分

統一球の影響(打撃・打点編)

 

統一球の影響(打撃・打点編)

 

ブログ9月20日「統一球の影響-打者」、9月21日「統一球の影響Part2-投手」も見てね)

今日は、その第二弾で打撃・打点編(セリーグ)である。

(データは日本野球機構オフィシャルサイトから引用)

 

2010年、2011年両年とも規定打席に達した選手のなかで、打点が伸びた選手は4人のみ

           今年度の打点(増えた打点)

1栗原 健太(広)-87(+22)

2長野 久義(巨)-69(+17)

3平野 恵一(神)-29(+5)

4石川 雄洋(横)-22(+4)

*内川 聖一(ソ)-74(+8)  (注)パリーグへ移籍したので番外とした。

内川はすべての項目で伸ばした稀な選手。それもパリーグ投手相手に。優勝へのモチベーションがいかに大きいか。MVPまで取ってしまった。

 

同じく、最も打点を減らした10選手

          今年度の打点(減った打点)

1ラミレス(巨)-73(-56) 

2鳥谷 敬(神)-51(-53) 鳥谷の半減は意外である

3ブラゼル(神)-69(-48)

4和田 一浩(中)-54(-39) 和田と森野は打率も同じだし、

4森野 将彦(中)-45(-39) 仲のよいこと

6相川 亮二(ヤ)-33(-32)

7マートン(神)-60(-31)

8坂本 勇人(巨)-59(-26)

9新井 貴浩(神)-93(-19)

9青木 宣親(ヤ)-44(-19)

 

規定打席に達しなかった選手の中では、やはり小笠原(巨)のダウンが大きく、70点減った。年齢(38歳)とケガ(83試合の出場)の影響も大きいのではないか。

 

ホームページも更新したので見てください。

統一球の影響(打撃・本塁打編)2011年12月03日 10時02分

統一球の影響(打撃・本塁打編)

 

統一球の影響(打撃・本塁打編)

 

ブログ9月20日「統一球の影響-打者」、9月21日「統一球の影響Part2-投手」も見てね)

今日は、その第三弾で打撃・本塁打編(セリーグ)である。

(データは日本野球機構オフィシャルサイトから引用)

 

2010年、2011年両年とも規定打席に達した選手のなかで、本塁打が増えた選手は1人のみ

           今年度の本塁打数(増えた本数)

1栗原 健太(広)-17本(+2本)

*内川 聖一(ソ)-12本(+3本)  (注)パリーグへ移籍したので番外とした。

内川はすべての項目で伸ばした稀な選手。それもパリーグ投手相手に。優勝へのモチベーションがいかに大きいか。MVPまで取ってしまった。

 

同じく、最も本塁打を減らした10選手

          今年度の本塁打数(減った本数)

1ブラゼル(神)-16本(-31本) 

2ラミレス(巨)-23本(-26本) 

3和田 一浩(中)-12本(-25本)

4坂本 勇人(巨)-16本(-15本) 

5鳥谷 敬(神)-5本(-14本) 

6森野 将彦(中)-10本(-12本)

7青木 宣親(ヤ)-4本(-10本)

7相川 亮二(ヤ)-1本(-10本)

9村田 修一(横)-20本(-6本)

10マートン(神)-13本(-4本)

 

ホームラン・バッターだけでなく、鳥谷、青木のようなアベレージ・ヒッターも本塁打を減らした。

ヤクルトの相川は、10本減って1本となった。フェンスが遠く感じただろう。

規定打席に達しなかった選手の中では、やはり小笠原(巨)のダウンが大きく、29本減った。年齢(38歳)とケガ(83試合の出場)の影響も大きいのではないか。

 

ホームページも更新したので見てください。

統一球の影響(投手編)2011年12月05日 21時22分

統一球の影響(投手編)

 

統一球の影響(投手編)

 

ブログ9月20日「統一球の影響-打者」、9月21日「統一球の影響Part2-投手」も見てね)

今日は、その第四弾で投手編(セリーグ)である。

(データは日本野球機構オフィシャルサイトから引用)

 

2010年、2011年両年とも規定投球回に達した選手のなかで、防御率を下げた選手は2人

           今年度の防御率(下げた率)

1前田 健太(広)-2.46(+0.25)

2東野 峻(巨)-3.47(+0.2)

 

同じく、最も防御率を上げた5選手

          今年度の防御率(上げた率)

1内海 哲也(巨)-1.7(-2.68) 

2吉見 一起(中)-1.65(-1.85) 

3久保 裕也(巨)-1.17(-1.6)

4山口 鉄也(巨)-1.75(-1.3) 

5浅尾 拓也(中)-0.41(-1.27) 

 

中日の浅尾は、驚異的な防御率0.41で、もう上げようにないレベル。

MVPも当然か!

なぜか、中日と巨人の選手ばかり。

投手の成績を見て感じたのは、2年連続して規定投球回に達した選手が非常に少ない。

野手に比べると、かなり過酷だという印象。

 

セリーグの打者編、投手編をまとめてみると、統一球は明らかに投手には有利で、打者には不利だと分かった。ただ、気になるのは本塁打が減るだけでなく、打率が下がり過ぎているのはなぜなのか。飛ばないから昨年までは本塁打になっていた飛球が外野フライになって凡退になる以上に打率が下がっている。

変化球が曲がりやすくなったという話もあるし、投手は自信を持って攻められるし、打球スピードが落ちたことも要因だろうが、ほんとうのところははっきりしない。

 

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来年の巨人軍オーダー2011年12月07日 21時05分

来年の巨人軍オーダー(希望も含む)

 

来年の巨人軍オーダー(希望も含む)

1番-松本(センター)

2番-藤村(セカンド)

3番-長野(レフト)

4番-村田(サード) 横浜から移籍してほしい

5番-阿部(捕手)

6番-坂本(ショート)

7番-高橋(ライト)又は亀井 高橋の体力次第

8番-小笠原(ファースト)

9番-内海(投手)

 

ポイント

松本を使わないのは、もったいない。1、2番の快速コンビ

・坂本は勝負強いので、後で打つ

・高橋の調子次第で5番から7番は替えても良い

・小笠原は年齢的にも気楽に打てるところで頑張ってもらう

・外人は使わない

40年以上野球を見てきたが、他球団で活躍した外国人ではなく、直接巨人に来た野手で活躍した記憶があるのは、クロマティくらいである。今年もひどかった。ライアル、それと…、名前を思い出せない。どうせだめなら、日本人を使って育てよう。腐ってしまう。

統一球では、外国人でも飛ばない。

巨人と比べると、阪神、ソフトバンク、西武などは、活躍できる外国人を連れてくる。スカウトのレベルが違うのだろうか。それとも、巨人のプレッシャーなのか。外国人にとって巨人は特別な存在とも思えないし、やはりスカウトの目利きが鈍すぎるのではないか。素人の私の方が、うまくいく気がする。それとも、ごちゃごちゃ言う上司がいるからか。

 

 

iPod touchとiPhoneの違い2011年12月08日 09時26分

iPod touchとiPhoneの違い

 

おととい、子供のためにiPodを購入しにKズ電器へ行った。

購入希望はiPhoneと同じような外観のiPod touchBlack)である。

黒と言っても表だけで、裏側はお医者さんが使うようなイメージのシルバーである。

iPodには、他にも中くらいの大きさのものや超小型のもの、画面表示が有り無しなど多くの種類がある。

 

ご存知かもしれないが、iPhoneとiPod touchの違いをまとめると、おおよそ

iPod touch=iPhone-電話-3G回線

要は、iPhoneから電話と3Gを省いたものとなるが、3Gは無線Lan接続(Wi-Fi)で代替できるので、iPhoneの電話機能レスと言える。

かなり高性能なパソコンで、しかも、iPhoneより薄く、クールである。

 

音楽ダウンロードはもちろん、インターネット(メール)、カメラ(ビデオ)、GPSなどほとんどパソコンと同じなので、PCが要らなくなる。私もiPhone購入後は、デスクトップ・パソコンで仕事をするのは変わらないが、ノート・パソコンはほとんど起動しなくなってしまった。

容量8Gで1万6千円ちょっとなので、ネットPCは風前の灯火か。タッチ・パネルは汚れるのでイヤとか、キーボードじゃないとというガラパゴスな人向けである。画面は小さいが高精細(960×640)なので、マジで産経新聞が読める。

それと、最近自宅にある高性能スキャナーを使わなくなってしまった。iPhoneで撮ってしまう。雑誌見開きで撮影しても、細かい字まで読み取れる。

 

さっそく家に持ち帰って、設定をし始めた。私とは別のiTunesアカウントを作成し、家内と子供で、投げ出しそうになりながら何とか設定をやりぬいたが、かなりめんどうくさい。iPhoneが普及してくると、iPod touchは携帯が持てない子供向けとなるのだろうが、子供だけでは使えないのも事実である。

 

国会TV中継ダイジェスト2011年12月08日 20時30分

国会TV中継ダイジェスト(参院・決算委員会)

 

国会TV中継ダイジェスト(参院・決算委員会)

みなさんは、国会のTV中継を見たことがありますか?

でも、平日昼間の放映なので、会社員の人たちは特に見られませんよね。私もそうだったが、見たことが無かった。定年退職した人でも、数時間から丸1日、見てはいられない。だから、ダイジェスト版があればいいかなと思った。けっこう、いろんな議論をしている。

 

昨日の参院、決算委員会での平成21年度決算の「締めくくり、総括質疑」の内容をまとめる。

なぜか、今頃平成21年度の決算である。

 

2011年12月7日(水) 参院、決算委員会(委員長-山本順三)

質問者-松野信夫(民)、中川雅治(自)、片山さつき(自)、加藤修一(公)、柴田巧(みんな)、山下芳生(共産)、荒井広幸(立日)、又市征治(民社)

 

この中で、気になった質疑をまとめると、

松野信夫-ダム・高速道路などの費用便益に関して、過大に損害を見積もったり、例えば青森県にできる道路の効果を東京あたりまで拡げて効果を計算するなど、過大な見積もりをしている。

他には、ダムが壊れた例(熊本・川辺川第一ダム)をあげ、必ずしもダムが治水にならず、逆に災害となる可能性を指摘したことが目に付いた。

(続きは政経ねっと・ホームページへ)

 

 

問責決議案の通過で想うこと2011年12月09日 22時18分

問責決議案が通過

 

問責決議案が通過

とうとう、一川、山岡両大臣の問責決議案が通過してしまった。

総理は罷免するつもりは無いようだが、いつまでこういう事態が続くのだろうか。

きっとこれからも続き、最後は総理の首もといういつものパターンが待っている。そして、再び1年ごとの新総理の誕生である。次こそ前原か。

 

大臣に値しない人を辞めさせるのは、正義に適っているのだろうが、

こう続いては、重要な法案が通らない恐れが出てくる。

一応、お二人とも選挙で何度も国民から選ばれた人のはずである。

 

私は常々、こうした辞職はおかしいと思っていた。総理や大臣は最低でも3年から5年は続けて、外国の大臣クラスに負けない経験を積んでもらいたい。そうでないと官僚にさえ相手にしてもらえない。スキャンダルでゆれたクリントンでも2期・8年を全うして未だに人気もある。

日本のトップには大きな決断をしてほしいのであって、失点をしないようビクビクしながら行動をするのはおかしい。国民も重箱の隅をつっつくようなマスコミに迎合するのはやめよう。

 

新任の大臣であれば、素人であることも多く、学ばなければならないことも多いだろう。

日本の防衛の組織・人事、過去の経緯、外国の軍隊・情勢、外国の要人、武器や装備の調達など数え上げたら切りが無い。人的な交流も忙しいであろう。そんななかで、過去の出来事を詳細には知らなかったと正直に発言したことで、罷免に値するであろうか。勉強すればいい。

しかし、確かに一川大臣のそれ以外の言動も酷過ぎる。かばいきれない。

法案成立34%止まり2011年12月12日 20時55分

法案成立率

 

法案成立34%止まり

12月10日付けの読売新聞によると、

9日に閉会した第179臨時国会で成立した法案の成立率が34%にとどまり、過去20年間で最低となった。

この中で、成立した重要法案は、

・復興財源法

・復興庁設置法

・二重ローン救済法

などの震災関連を除くと、

・改正国民年金法

2011年度税制改正法

・B型肝炎ウイルス特別措置法

 

などごくわずかで、元々成立した法案が少ない上に、かなりが震災関連であるから、その他の法案で成立したものは本当に少ない。

逆に、

成立しなかった法案

・国家公務員給与削減法案

・郵政改革法案

 

郵政に関しては、改革に逆行する部分もあるので成立しなくて良かったが、国家公務員の給与に関しては、人事院勧告も実施されず、まったく削減されないこととなった。国会議員定数の削減もどうなることやらで、この調子で消費税増税の議論だけが進むのは、まったく国民の理解が得られないだろう。いくつ内閣が倒れてもおかしくない。

自らも痛みを分かち合うこともなく、国民の理解が得られない内閣はもたない。

ホームページ・政経ねっとも更新しました。このブログで取り上げた法案に関する説明を追加)

 

永久歯が生えてこない病気2011年12月15日 00時01分

今朝のNHKを見ていたら、
「子供の10人に1人が、永久歯が生えてこない」病気になっているそうだ。
知らなかった。
子供によっては、6~7本も生えてこない場合もあるようだ。
乳歯が虫歯になって無くなると、その後歯が生えてこないので、周りの歯が曲がったり、顔自体がゆがんだりする。何とも恐ろしい話だが、1割の子供がなるなんて何かある。

体毛と同じで不要だから無くなったのか?
歯が要らないほど柔らかい物ばかり食べるからなのか?
原因は分からないようだが、おそらく豊かな生活と無関係でないと思われる。
自然が人類に警告を発しているとしか思えない。
大げさだろうか?
しっかりと噛めないと、人類の存亡にもかかわる。

これと似た話として、アレルギーを思い出す。
花粉症、アトピー、ぜんそく、食物アレルギーなども現代病で多くの人が悩まされている。
癌や認知症は長生きの副産物であって少し違う。