「社会保障と税の一体改革」 最新の動き2012年06月14日 20時51分

消費税を含む「社会保障と税の一体改革」、議員定数削減、原発再稼働問題など懸案事項が山積みで、民主党内も含めあちこちから不満噴出の国会審議だが、いろんな話が出ているので、まとめないと分からなくなってしまう。

まずは、これでしょう。野田総理は、消費税増税さえ通せれば他はどうでも良いくらいの覚悟でやっている。
[消費税]
14年に8%、15年に10%の二段階増税は決まり。
・軽減税率、景気弾力条項をどうするのかは未定

社会保障は、下記のほかに「介護」と「子育て支援」がある。
[年金]
最低保障年金は棚上げする方向で進んでいるが、事実上の撤回と同じ (自民党案をのみ、撤回)。

[医療]
後期高齢者医療制度の廃止は棚上げする方向で進んでいるが、 これも事実上の撤回(自民党案をのんで継続)。

[議員定数]
定数の0増5減は決まり、他は今会期末までに決定。
・連用制導入に自民党は反対、公明党は賛成
・輿石幹事長が80削減を45削減へ圧縮しようとする動き

[原発再稼働]
大飯原発3、4号機の再稼働は16日(土)に決定。

(いちゃもん)
公務員給与削減、議員歳費削減の両者とも2年間の期間限定は止めよ。
額は見直してよいので、恒久的に減らすべき。

それにしても後1日しかない。どう難局を切り開くのか、目が離せない。
15日に決まらなければ、自民党は打ち切りと言っているが、本当だろうか。
まだ続くような気がする。
海外に目を転ずれば、ギリシャの再選挙が17日に迫り、スペインの格下げ問題とともに、こちらも難局にさしかかっている。

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