「地球の限界」の数値化2012年06月20日 17時03分

讀賣新聞によると、「地球の限界」についてストックホルム・レジリアンス・センターがブラジル・リオデジャネイロで開催される「国連持続可能な開発会議」で最近の知見を発表する。

2009年、次の3分野についてはすでに限界を超えているとの報告が行われた。現在は7分野についてまとめられているが、あと2分野残っている。

1気候変動(二酸化炭素濃度・限界点350ppm)―現在387ppm

気候変動は、CO2が原因の地球温暖化現象のことだが、私は以前から地球温暖化の原因はまだはっきりしていないと主張し続けている。
さらに日曜に放映されたTV朝日の「池上彰の学べるニュース」でも、太陽の黒点活動低下によって数年後には寒冷化するとのこと。
地球の気候なんてスケールは、人間が簡単に結論付けられるほどの大きさではない。

2生物多様性損失速度(100万種ごとの絶滅種数・限界点10)―現在100以上

ブログでも絶滅危惧種「トキ」の話題を取り上げた。

3チッソ循環(人工的な窒素量・限界点3500万トン)―現在12100万トン

窒素循環は初めて聞く項目だが、かなり限界点を超えている。どういう影響があるのか、皆目検討がつかない。

とにかく、「地球の限界点」なる視点は初めてのもので、興味をそそられる。 これからも引き続き追いかけたいテーマである。

ランキングに参加しているので、クリックをお願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村 政治ブログへ