橋下市長と第3極の結集2012年07月03日 09時39分

讀賣新聞によると、29日の記者会見で、橋下大阪市長は次期衆院選で石原都知事、大村知事、河村市長らと第3極を結集し、連携していくことに意欲を示した。

しかし、東京都の定例記者会見で石原都知事は、橋下氏に対して「向こうには向こうの考えがある」との趣旨の発言もあり、すべてが順風満帆でない感じがする。
実際、都知事と連携している平沼氏がやっている「かけはし塾」への橋下氏の出席は無いようだ。
この前の「大阪維新の会」の入塾式に都知事が出席したことを考えると、橋下氏の反応は冷たい感じである。
石原氏自身の国政復帰は、尖閣購入の問題は投げ出さないと本人は言っているので、次期衆議院選挙への出馬はないだろう。それとも衆議院議員となってやっていくのか。

橋下氏からすれば、自分たちは大人気で、焦ってどこかとくっつくよりも、全方位外交をしながら、最良のタイミングで、最も良い支援者たちと結びつこうという考えなのだろう。
だから、石原氏も小沢氏も持ち上げている。

しかし、維新の会には国会議員がいないので、国政へ進出する際には政党助成金の問題もあり、国会議員を最低5名擁する政党と組んだ方がいい。
政党助成金は、国会議員を5名以上擁するか、国政選挙での得票率が2%以上無いと交付されない。

橋下氏自身は、まだ大阪市長に就任したばかりで、世論調査でもはっきりしているように、年内に衆議院選挙があったら出られないだろう。
そうなると、次期首相に維新の会は誰を担ぐのか、それとも民主と自民の大連立候補になるのか、興味深い。
それとも、橋下氏自身が出ちゃうのだろうか?彼なら何をしても驚かないが。

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コメント

_ 奔放な旅人 ― 2012/07/03 10:25

・大村愛知県知事 >
国会議員時代、完全なる官僚の代弁者でしたから、組まない方が良い。

・河村名古屋市長 >
出来もしない訳の解らない事を言う御方。
理想主義とも違う理解し難い頭の構造ですから、組まない方が良い。
上記2名に関しては、上手く操り踊らせた方が乗る可能性が高い。
組むと損をするのは橋下氏。
だから踊らせる以外無いでしょう。

・平沼たちあがれ日本代表 >
もはや過去の人。
この方に関しては、石原東京都知事との関係維持だけに利用すれば良い。

大阪維新の会は独自色をそのまま貫いた方が良いでしょうが、急激な変革は周りがついていけないので、その点をしっかりと見ながらアクセルを踏んだり離したりしてスピードを変えていかないと事故を起こすでしょうね。

_ 政経ネット ― 2012/07/04 23:21

かなり玉石混合で、うまく利用するしかないでしょう。
一番まとまっているのは、「みんなの党」かも。
でも渡辺総理は、まだ早い。

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