インサイダー取引とライボー(LIBOR)疑惑2012年07月21日 15時58分

インサイダー取引が常態化している。
野村証券を始め大手証券では、大事なお客さんのためにインサイダー情報を流すのは当たり前のようだ。野村證券では、国際帝石、みずほFG、東電の増資時に情報を顧客に流したと疑われた。大和証券も日本板硝子による公募増資情報を流したとされる。

こんなことでは外国人はやってこないし、個人投資家だって呆れてしまう。
以前、悪いニュースが出る少し前から株価が下がり始めていた銘柄に気付いたことがあった。致命的なニュースだったので、めちゃくちゃ下がった。
これなんかもインサイダー取引かもしれない。

インサイダー情報を流しただけでは取締りの対象にならない現行法を早く改正しないと、いつまでもインサイダー取引が繰り返される。情報を利用して儲けた側だけでなく、流した側も厳罰に処すべきである。

と書きかけで放って置いたら、LIBOR(ライボー)というロンドン銀行間取引金利で大規模な不正が発覚。ずいぶん前から行われていたらしく、「知る人ぞ、知る」と言う話らしい。
でもふざけているよね。力のあるものが結託して不正に利益をあげて、誰かが損をしている。誰を信じたらいいんだ。日本にはあまり関係ないらしいが、円高・株安になりそうだ。と言うか、スペイン問題もあって実際円高・株安になってきている。

それにしても、どこもかしこも利益さえあげればいいという風潮。酷過ぎる。 何とかしないと、みんな逃げてしまう。残った奴は、みな「同じ穴のむじな」ばかりなんてことに。

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