首相問責決議が可決、混沌とする政治2012年08月30日 20時51分

首相問責決議が可決され、国会はどうなってしまうのか?
全ての審議が止まり、再度のお盆休み。

政治がらみは予測しても当たらない。
「近いうちに」がどんどん遅くなる。

民主党の代表選(9月21日)は、野田総理の再選で決まりだと思うが、自民党は皆目検討がつかない。筋で言えば、谷垣総裁の再選だろうが、石破氏、町村氏、石原幹事長らの名前が上がっており、更には安倍元総理の再登板なんて言う話も出てきた。

維新が担ぎたがっている唯一の候補が安倍元総理である。
なるほど考えたものである。
橋下氏、松井氏は衆議院選挙に立候補しないので、顔がほしい。元総理で未だ若い。「みんな」の渡辺氏は「俺が、俺が」というタイプだが、安倍氏にはそれがない。橋下氏にとっては、元総理には失礼な言葉だが、組みやすい。

しかし、安倍氏が自民党から離れるのか、残るのかは分からない。残っても総裁に選ばれるかは、未知数だ。本当に分からない。でも1人だけ維新に移ってもしようがない。それは弱い。といって、何人も引き連れていくタイプではないだろう。なら、自民に残って総裁を目指し、総裁になったところで維新と合流する手もある。または、最初から手の内を明かして、総裁選を目指すか。

自民+維新 対 民自公、どちらがいいか?は国民が決めることである。
だが、この問責で民自公はなくなったのだろうか、それとも野田-谷垣会談で密約がされていたのか?政治は何が起こっても不思議でない世界だが、何となく民自公は無くなった気がする。