野田総理への贈る言葉2012年11月15日 09時54分

ついに衆院解散。

昨日の党首討論、なにげなく業務の休憩時間に見ていたら、野田総理が何と16日に解散すると言い切ったではないか。
一瞬「しーん」となったような気がした。
閣僚も、総理が今放った言葉の意味を何かの間違いではないかと確認しているような顔つきになった。

ドジョウはやってくれるね。
最高のステージを準備して、次に総理になるであろう男の前で、真の男がどっちかを示した。

しかし、民主党が下野するのは間違いない。総理のパフォーマンスも遅きに失した。2~3%程度、一瞬民主党の支持率が上がったかもしれないが。

しかし、久しぶりに骨のある総理であった。
小泉元総理ですらまったくタッチしなかった、いや出来なかった消費増税に道筋をつけた。
僕はずっと評価している。

定数削減にも担保をつけようとしているし、それまでの間、議員歳費削減を断行しようとしている。国民の気持ちが分かっている総理だ。
安倍さんよりは腹も据わっているし覚悟もある、これで終わりにするのはおしい宰相だ。
オバマの8年、胡錦涛の10年くらいはやってほしいものだ。

民主党から逃げ出そうと既に動きが始まった。そんな人たちは好きにさせればいい。どっちみちいつかは逃げ出すタイミングを見計らっていた輩だ。民自公の連立には必要が無いし、ほとんどが次の選挙で落ちる。

党首討論に出てきた小沢さん、せっかく無罪判決が出た直後なのに、まったく精彩を欠いてしまった。解散発言の後ではねー。