アップルの今後?2013年01月06日 12時45分

アップルの今後を占ってみる。

スティーブ・ジョブズ氏が一昨年10月に亡くなって以来、iPhone4s、iPhone5、iPad miniと発売した全製品がヒットして、株価も昨年9月には704.33ドルの最高値(さいたかね)を更新した。しかしその後は、ほぼ一貫して下がり続け、現在527.00ドルと最高値よりも25%超も値下がりしている。
ただ、株価収益率(PER)は11.94なので、日本企業に比べたら、非常に低く割安である。

iPhone5の地図表示に致命的な欠陥が見つかるなど、以前であれば考えられないようなミスが出た影響もあるだろうが、今後はさらに厳しくなるだろう。

主戦場であるスマホ市場では、サムスンが魅力的な製品を出し続けている。
iPhone5もサムスン製の大きな画面表示に根負けして大きくなった感がある。
iPad miniもそうだが、他社製品の魅力に引っ張られつつある。
それにiPhoneはクール過ぎて、特に日本の女性向きではない。

それとタブレット市場でも、GoogleのNEXUS 7、アマゾンのKindle Fireシリーズなど魅力的な製品が登場してきたので、スマホ市場よりもさらに厳しいと思われる。

僕もiPadはほしいが、予算的に少々高いので、アマゾン製の登場を待っていた。
特に無いと困る製品ではないので、安くないと買えない。

今後、アップルはTV市場で画期的な製品を出す予定と聞いているが、よほど巧くやらないと厳しいのではないか。1つのほころびが全体に及んでいく。
しかしながらiTunesという確実に稼げるビジネス・モデルを持っているので、惨憺たる日本の電機メーカーのようにはならないだろう。

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