安倍政権の通信簿(5月26日版) ― 2013年05月26日 08時29分
安倍政権の通信簿を毎週つけていこうと思う。
「サンデーズ チェック」
取り上げるのは僕の期待する政策で、先週から進展した項目のみを記述。
カッコ内は進捗率。「-」以降は、僕の意見・感想です。
進展した項目には、「↑」、変らないものに「→」、後退すると「↓」
1衆院定数削減(10%→)
変らず。
2憲法改正(0%→)
安倍首相と公明党の山口代表は24日、首相官邸で与党党首会談を行い、夏の参院選に向けた両党の共通公約作成を見送ることで一致した。-憲法改正など共通の公約を作るのがむずかしいのは明白。元々一緒にやるのは無理な2党。
3TPP交渉(60%→)
日本のTPP交渉参加は、アメリカの国内手続きが終了した後の7月23日以降になるため、7月の会合には最長で3日間しか参加できない見通し。-実際の協議はかなり遅れているようなので、挽回は可能か?
4公務員給与削減の延長(0%→)
変らず。-これは2年間限定の給与削減を延長させようという趣旨です。
5地方分権、道州制の導入(30%→)
変らず。-維新の支持率が低下し続けているので、後回しになる可能性も高い。
6社会保障制度改革(40%→)
変らず。
7尖閣問題(40%→)
人民日報に「琉球の帰属は未解決」とする論文を書いた中国社会科学院の李国強研究員が23日、読売新聞のインタビューに応じ、「琉球を日本が武力で併合してから130年以上が経過し、すでに日本の一部となった」と、日本の主権を認める発言をした。-1世紀以上にわたり、主権を維持していることは重い。だからこそ、北方領土や竹島の主権については、実効支配されてからすでに50年以上経過しているので、時間が無いとも言える。
8原発再稼動(10%→)
原子力規制委員会は22日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)直下に活断層があるとした調査団の報告書を了承した。既存原発で直下に活断層があると判断されたのは国内で初めて。田中俊一委員長は同日の記者会見で、原電が2号機の再稼働を申請しても、現状では実質的に審査できないとの意向を示唆した。-再稼動は無理。
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