長寿ランキングの男女差2014年02月07日 09時44分

平均寿命の都道府県別データ(平成17年度国勢調査による)をたまたま見つけ、いつもの分析癖が出てしまった。

男女とも長野県が長寿(男性:1位、女性:5位)なのはすばらしいが、中には男女差が激しい県もある。
男女とも長寿県は、他に石川、熊本、福井がある。
長野に隣接する県が多い。

ランキングで男性>女性の場合
1位:埼玉県27位(男性15位、女性42位)
2位:愛知県26位(男性14位、女性40位)
3位:東京都23位(男性5位、女性28位)
但し、あくまでも順位であって、寿命そのものではない。
例えば、埼玉県の場合、15位男性の平均寿命は79.05歳、42位女性の平均寿命は85.29歳で、女性のほうがはるかに長寿である。

逆に、女性>男性の場合
1位:島根県27位(男性29位、女性2位)
2位:鳥取県26位(男性34位、女性8位)
3位:沖縄県24位(男性25位、女性1位)

これらのデータから、なんとなく都会のほうが相対的に男性が長生きのように感じられる。実際、神奈川や千葉も同様の傾向である。
酒・タバコ・仕事などのストレスやメタボにより男性のほうが短命なのは分かるが、都会では医療が充実しているので、助かる率も高いのではないか。
女性も助かる率が高まるが、すでに元々高いので、限界がある。

沖縄県は女性が長生きするので有名だが、男性も以前はもっと高かった気がする。最近、ストレスが増えているのだろうか?

青森県は、男女とも最下位なので、何かしら理由があるのだろう。
近隣の岩手や秋田も同様なので、この地方だけに依存する要素があるだろう。
それが寒さだとすると北海道は男女とも中位なので、違うようだ。
「食」がけっこう影響している気がするが、はっきりとは分からない。

とにかく長生きしたければ、長野県に住めば間違いない。