セ・リーグから交流戦を減らす提案2013年07月10日 11時22分

セ・リーグから交流戦を減らす提案が出ていたが、8日のプロ野球・実行委員会で来年も現行の24試合で行われることに決まった。
セ・リーグ側が納得したというより、どうも時間切れのようだ。

1セットで2試合、ホーム&アウェーで6チーム、
2×2×6=24試合。

普段見られない対戦が見られて、交流戦はいいと思うけどな。
でも、勝てないセ・リーグ側は、観客動員的魅力も少ないので、交流戦に消極的だ。

しかし、プロ野球全体の発展を考えたら、交流戦を36試合に戻して、1セット3試合にしたほうがいいと思う。
現状の2試合ごとだと、休みが多く間延びしてしまう。

移動距離も長く、試合数も多いメジャーを見習ったほうがいい。
メジャーの試合数は確か162試合だったはずで、日本プロ野球の144試合より18試合も多い。
交流戦を36試合にして12試合増やしても、まだメジャーのほうが多い。
何日間もどの球団も試合の無い期間が存在する日本プロ野球とは違う。

球数制限や完全休業日を作ることで、選手の疲れを低減し、選手寿命を伸ばそうとするメジャー。
交代要員も必要で、選手層の厚さにもつながる。
利益を全体で管理し、年俸の高い球団から低い球団へ資金が流れるようにもなっている。
コミッショナーの力は絶大で、ヤンキースでさえ、その判断に従う。

巨人は、自らの利益だけでなく、プロ野球全体の利益を考えないと、プロ野球そのものの衰退につながることを肝に銘じないといけない。
それが盟主の役割である。