安倍政権の通信簿(5月4日) ― 2014年05月04日 08時27分
安倍政権の通信簿を毎週つける「サンデーズ チェック」
通信簿なので評価は「1」から「5」の絶対評価です。
取り上げるのは僕の期待する政策。「-」以降は、意見・感想です。
進展した項目には、「↑」、変らないものに「→」、後退すると「↓」
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TPP交渉の報道では、讀賣新聞だけが際立った報道をしている。他紙がすべて大筋合意できずと報道しているのに対し、読売だけが実質合意と伝えた。
その結果、自民党が読売を「出入り禁止」にしたらしい?
読売はどんな取材源をもっているのだろうか。
1原発再稼動(2→)
安倍晋三首相は1日夜(日本時間2日早朝)、ロンドンの金融街シティーで講演、経済成長の実現に向けて原発再稼働を進める方針を明言した。経済成長には安定的で安いエネルギー供給の実現が不可欠とし「世界のどこにも劣らないレベルの厳しい安全基準を満たした原発を慎重な手順を踏んで再稼働させる」と表明。(MSN産経ニュース)
-忙しい安倍総理。
2TPP交渉(2→)
TPPを巡り、日本と米国でお互いの関税をなくす交渉で、米国が日本の牛肉の輸入関税を現行の38.5%から9%に引き下げるように求めていることがわかった。1キログラム約65円以下の安い豚肉に482円の関税をかける日本の制度についても、同50円程度に下げるように求めている。日本は大幅な引き下げに慎重で、大筋合意にはなお至っていない。(日本経済新聞)
-讀賣新聞だけは、実質合意と伝えているが、おおむね正しいのだろう。農業関係者への自民党の配慮?で、合意に至らずと発表したのが正しい理解。
選挙対策とも言われている。
3尖閣問題(2→)
中国とロシアの海軍による合同軍事演習「海上協力-2014」が、5月末から6月初めまで東シナ海で行われる。ミサイル巡洋艦、ミサイル駆逐艦、通常動力型潜水艦など計20隻を上回る艦船が参加する予定。中国の華僑向け通信社、中国新聞社などが30日までに伝えた。中露はアジア太平洋地域での軍事連携強化をアピールし、日米同盟を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。(MSN産経ニュース)
-ロシアの天然ガス、買わないぞ?
4国会改革(2→)
-変らず。
主な経済指標
実質GDP:+0.7%↓(2次速報2013年10~12月期、年率前期比、3月10日公表)
失業率:3.6%→(2014年3月分、5月2日公表)
消費者物価指数:総合+1.6%↑(2014年3月分、前年同月比、4月25日公表)
日銀短観:17↑(大企業製造業業況判断DI、2014年3月分、4月1日公表)
(注記:赤字は今回更新した分)
埼玉の有効求人倍率は沖縄に続いて、全国ワースト2。沖縄ですよ。
これは東京の隣にあるからだけではない。神奈川、千葉はもっと高い。
コメント
_ 奔放な旅人 ― 2014/05/07 11:53
_ 政経ねっと ― 2014/05/11 07:56
米がどれくらい本気なのかで、その後の作戦を変えてくるでしょう。
米はフィリピンに再び駐留するので、その際の米の対応が参考になるかもしれません。
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ロシアがその一端を担ったと判断されれば、益々ロシアは国際社会からの風当たりは強くなるでしょう。
中国は国内のテロに比べたなら国際批判なんて屁とも思わないでしょうし。