ミニを考える2012年10月18日 17時25分

アップルからiPad miniが23日に発表されるのではないかと言われている。

ミニと聞くとスカートではなく、パジェロミニを思い出してしまう。
三菱パジェロがすごい人気の中、パジェロミニは1994年に発売された軽自動車で、パジェロ、パジェロミニ、パジェロジュニア(後にイオ)の3車種で、1995年の1年間、28万台以上も売れるパジェロ3兄弟を形作っていた。

当時思ったのは、ミニは暫くなら売れるだろうが、パジェロ・マニアからすれば、ちっこいパジェロが出たって面白くない。所詮2番煎じで、ミニをばかにするマニアだっていただろうと想像する。
ベンツのSクラス・オーナーからすれば、Aクラスだの、ましてやスマート(元々別ブランド)なんてベンツじゃないというプライドがある。

案の定、3年後の1998年には、同じ3車種で20万台を割ってしまった。この年新発売のイオが調子良かったので、この程度の落ち込みで済んだが、ミニは半分以下、パジェロも6割まで落ち込んだ。
その当時、三菱ではランサーが最も売れていたが、同じ期間で1割ちょっとしか売上げを落としていない。

その後、イオは2007年国内生産中止、ミニは今年6月に製造中止された。パジェロはまだ製造されていて、2011年で約6万台製造されている。

iPadの場合は、自動車とは事情が違うとは思うが、ミニの方がよく売れるのではないか。
そのままでは、通常のiPadからミニへと流れていくと思う。グーグルから2万円を切る、安いタブレット「ネクサス7」が発売されたので、現状の値段では売れなくなる。
タブレットが2万円前後、そうなるとノート・パソコンは3万円。そういう時代になってきた。

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