巨人がCSで苦労する理由2012年10月23日 20時46分

巨人、とにかく日本シリーズ出場、おめでとう。

ペナント・レースをぶっちぎった割には、最後はよろけながらも何とかセーフ。
でも、こうなる要因はペナント・レース中にあった。

巨人は比較的下位の阪神・広島・DeNA中心の投手ローテションを組み、確実に勝利を拾っていった。この3チーム相手で30もの貯金が出来た。
対して苦手投手の多い中日・ヤクルトには、谷間の投手をぶつけ、その投手が意外?に頑張ったので、全球団から勝ち越した(完全優勝)。

しかし中日には吉見という天敵がいるので、CSのような短期決戦だと尚苦しい。
その吉見が故障で出場ができなくなったのに、大野・伊藤・山内といった中日若手投手陣に苦戦して、3連敗を喫してしまい、崖っぷちに立たされて目覚めた。
元々、巨人は新顔に弱いと言われ続けて、その弱さが中日戦には出てしまった。

運良く勝ち進んだが、日本ハムは試合巧者だ。
簡単に勝てる相手ではない。
ただ、村田が復調の兆しを見せてきたのは朗報だろう。
西村が使いづらいので、マシソン中心でいってもいい。