安倍政権の通信簿(7月14日版) ― 2013年07月14日 08時35分
安倍政権の通信簿を毎週つける「サンデーズ チェック」
取り上げるのは僕の期待する政策。「-」以降は、意見・感想です。
進展した項目には、「↑」、変らないものに「→」、後退すると「↓」
参院選挙前で、ほとんど目新しい話は無し。
GDP:+4.1%(2013年1~3月期二次速報、年率前期比、6月10日公表)
失業率:4.1%(2013年5月分、6月28日公表)
消費者物価指数:総合-0.3%(2013年5月分、前年同月比、6月28日公表)
日銀短観:4(大企業製造業業況判断DI、2013年6月分、7月1日公表)
1衆院定数削減(3→)
変らず。
2憲法改正(1→)
変らず。
3TPP交渉(3→)
マレーシアで15~25日に開かれるTPP交渉会合で、日本の合流が工業品や農産品の関税撤廃を扱う「市場アクセス」分野の協議に間に合わないことが11日分かった。-仲間の国を作って、日本の分もこっそり交渉してもらうしかない。
4国会議員歳費削減の延長(1→)
変らず。-2年間限定の歳費削減を延長しようという趣旨です。
5地方分権、道州制の導入(2→)
変らず。
6社会保障制度改革(2→)
また、会議で医療や介護、年金、少子化の4分野の改革を盛り込んだ報告書の案が示された。報告書は、8月に安倍首相に提出される。
7尖閣問題(2→)
変らず。
8原発再稼動(2→)
九州電力は12日、玄海原発3、4号機(佐賀県)の再稼働に向け、原発の新規制基準への適合を確認する安全審査を原子力規制委員会に申請した。8日の新基準施行後、審査を申請したのは4電力会社の6原発、12基となった。-審査する人間を増やし、並行して審査すべき。審査すべき書類のページ数がすごい量のようだが、多くのページは、原子力の専門家でなくとも、エンジニアであれば分かる内容だと思われるので、分担して審査したらいい。
コメント
_ 孤独な虎 ― 2013/07/16 22:07
_ 政経ねっと ― 2013/07/18 17:07
現場に即した情報をありがとうございます。
僕はアベノミクスを消費税を上げるための方策だと思っています。
景気条項が付いてますから。
消費増税には一貫して賛成しているので、仕方がないと思っているだけで、真にアベノミクスに賛成しているわけではありません。
だから、この通信簿にも経済対策については、一切触れてきませんでした。
_ manicure ― 2017/05/05 04:09
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私が現場から得た情報の範囲では増税前の駆け込み需要を、
景気回復の兆しと誤認した、というのが結論です。
私が現場の調査マンや銀行の融資担当者から得た情報の範囲では下記の状況です。
・マンション・住宅関連は好調だが、消費税導入前の一過性の需要である。
・製造業、半導体関係は壊滅的で、Windows8.1も発売次期が消費税増税の直前のため
駆け込み需要となり、大きな期待はできない
・個人消費者は景気回復の実感が無いため、生鮮食料品を扱うスーパーなどでは
相変わらず価格競争が続いている。
このため体力が無くなった地方スーパーが危ない。
・金融機関は融資の姿勢は示しているものの、模様眺めであり
「融資、即回収」の姿勢がみられる。
・投資戦略についても海外設備投資は行われるだろうが、
生産レーンが余っている企業も多く、国内設備投資は当面望み薄
・バブル時代の教訓から、経営者は投資に消極的
・このため金融機関は債権査定を厳しくしおり、既に一部の金融機関では
「通常債権」が「要注意先債権」に判定が変わった動きがあります。
現場からの声をお聞きください