GDPギャップが15兆円、そのこころは?2012年03月20日 10時00分

讀賣新聞によると、内閣府は19日、日本経済の供給能力と需要の差を示す「GDP(国内総生産)ギャップ(需給ギャップ)」が2011年10~12月期はマイナス3.4%、金額に換算すると、年間約15兆円だったと発表した。
需給不足の状態は14四半期連続で、以前デフレの主因となっていると分析している。

2009年1~3月期には、需給ギャップが約40兆円だったことと東日本大震災が起きたことを考えると、かなり景気が戻ってきていると言える。
しかし、毎度思うのだが、需要不足と表現されているけれど、供給過剰と言うべきである。もっとお金を使え、お金の使い方が足らないから不景気なんだよと叱り続けられている感じがする。
需要不足という考え方は、常に発想が企業サイド寄りで、消費者・国民サイドでない。

ほしいものがないのに、将来が不安なのにお金を使えんでしょう。iPhone・iPadのように素敵なものが発売されれば買ってしまうのに、ニホンメーカーが作るものはどこも同じで、ほしいと思えない。
車は唯一違うと思うが。