安倍政権の通信簿を毎週つける「サンデーズ　チェック」

取り上げるのは僕の期待する政策。「－」以降は、意見・感想です。

進展した項目には、「↑」、変らないものに「→」、後退すると「↓」

株価も下がってきて、下記の政策もなかなか進まない。参院選挙後に期待したい。

1衆院定数削減(２→)

与野党は１３日、衆院選挙制度改革に関する実務者協議を開き、大幅な議員定数削減について、今国会中の合意を断念することを確認した。「今国会中に定数削減を含む抜本改革案をまとめる」とした昨年１１月の自民、公明、民主３党の合意は事実上破綻した。－やっぱりね。

2憲法改正(１→)

自民党は１３日、憲法改正推進本部（保利耕輔本部長）専用の部屋を、総裁室や幹事長室と同じ党本部４階に新設、保利氏や石破茂幹事長らが看板かけを行った。－小さな一歩。

また、安倍晋三首相は１０日発売の月刊誌「Ｖｏｉｃｅ」のインタビューで、憲法改正の発議要件を緩和する９６条改正をめぐり、戦力不保持を定めた９条や基本的人権に関する条項を緩和の対象から除外することも選択肢になるとの考えを示した。－公明党への配慮と思われる。

3TPP交渉(３→)

変らず。

4国会議員歳費削減の延長（１→）

変らず。－2年間限定の歳費削減を延長しようという趣旨です。

5地方分権、道州制の導入(２→)

自民党道州制推進本部が今国会提出を目指す道州制推進基本法案の修正案が１０日、明らかになった。原案は、５年程度の準備期間を経て道州制に移行するとしていたが、全国町村会など地方側が強く反対していることに配慮し、期限を撤回した。－またも後退。選挙前になるといろいろ後ろ向きになる。

6社会保障制度改革(２→)

１０日に第１４回、１３日に第１５回の国民会議が開催された。

7尖閣問題(２→)

安倍晋三首相は１３日、オバマ米大統領と電話会談し、沖縄県・尖閣諸島問題で悪化した日中関係の修復に向けて、日中両政府間で対話を進めることが重要との認識で一致した。

8原発再稼動(２↑)

自民党は１３日、参院選公約の最終案をとりまとめた。原発の再稼働については「地元自治体の理解を得られるよう最大限の努力をする」と記し、推進する考えを盛り込んだ。

また、15日唯一稼働中の大飯原発３，４号機（福井県）について、原子力規制委員会は、７月施行の新規制基準を満たすかどうか現地調査を行ったが、安全対策に重大な不備が見つからなかった。