自己都合退職金って何で半分なの?2012年12月11日 20時13分

僕も会社を退職するときに退職金をもらったが、自己都合なので通常の退職金の半額になってしまった。

でも退職金って、本来ならば毎月のお給料としてもらえるものの一部を、退職時まで貯めておいて一度にもらえるものだと考えるならば、自己都合にかかわらず全額もらってもいいはずだ。

定年まで働いてくれた謝金の意味だとすれば違ってくるが、会社が謝意など表すはずも無い。
(言い過ぎかもしれないが、会社自体には実体が無いから、こう表現した)
第一、長年働いたからと言って、会社にとって有益だとは必ずしもならないし、逆に損の場合もあるだろう。
だから、感謝の意味とまで考えなくても良い気がする。うがった見方かもしれないが。

それと、昨今大企業ではかなりの利益(二百六十兆円とか聞いたことがある)を貯めこんでいるにもかかわらず、社員の給料は逆に減らしている。それなのに一部の企業の役員、特にCEOの給料は上がってきていて、だんだんアメリカ型の成功報酬型に変わりつつあるが、SONYの前会長ストリンガー氏は業績が悪い割には、多額の報酬を得た。

日産のゴーンCEOは業績を回復させたので、たくさんもらっても良い。
多額の剰余金を貯めこむ理由は、将来への準備らしいが、新たな投資先も見つからないので、お金ばかりが貯まっているのと借金返済を優先している。

僕の場合、もうすでに退社してから10年以上経っているので、退職金を全額払えと訴えても時効だからしょうがないが、これから辞める人は、全額もらうために戦っても良いのでは。
もちろん、退職金は就業規則で決められているので、それを変更させてから辞める。