カシミール地方から中国軍が撤収2013年05月10日 09時40分

8日(水曜)讀賣新聞・朝刊に興味深い記事があった。

中国がインドと領有権を争うカシミール地方で、インド側支配地域に侵入していた中国軍部隊が5日夜に撤収した。
これはインド軍拠点の一部からインド軍が撤収するという譲歩により中国軍が撤去したようだ。

それにしても中国はインドを始めとして、ロシア、日本、ベトナム、フィリピンなど国境を接する、または海を介してどの国とも領有権をめぐる争いを抱えている。台湾やチベット問題もあり、四面楚歌状態だ。
ただ、ほとんどは中国からのちょっかいと思われるが。

この記事を読んで、中国も場合によっては、譲歩に応じるのだなという印象を持った。もちろん、インドが先に譲歩したからだろうが。

尖閣問題にも参考になる記事である。
北朝鮮口座閉鎖の金融制裁を実施したり、中国も変ろうとしている。