統一球の影響(打撃・本塁打編) ― 2011年12月03日 10時02分
統一球の影響(打撃・本塁打編)
(ブログ9月20日「統一球の影響-打者」、9月21日「統一球の影響Part2-投手」も見てね)
今日は、その第三弾で打撃・本塁打編(セリーグ)である。
(データは日本野球機構オフィシャルサイトから引用)
2010年、2011年両年とも規定打席に達した選手のなかで、本塁打が増えた選手は1人のみ
今年度の本塁打数(増えた本数)
1栗原 健太(広)-17本(+2本)
*内川 聖一(ソ)-12本(+3本) (注)パリーグへ移籍したので番外とした。
内川はすべての項目で伸ばした稀な選手。それもパリーグ投手相手に。優勝へのモチベーションがいかに大きいか。MVPまで取ってしまった。
同じく、最も本塁打を減らした10選手
今年度の本塁打数(減った本数)
1ブラゼル(神)-16本(-31本)
2ラミレス(巨)-23本(-26本)
3和田 一浩(中)-12本(-25本)
4坂本 勇人(巨)-16本(-15本)
5鳥谷 敬(神)-5本(-14本)
6森野 将彦(中)-10本(-12本)
7青木 宣親(ヤ)-4本(-10本)
7相川 亮二(ヤ)-1本(-10本)
9村田 修一(横)-20本(-6本)
10マートン(神)-13本(-4本)
ホームラン・バッターだけでなく、鳥谷、青木のようなアベレージ・ヒッターも本塁打を減らした。
ヤクルトの相川は、10本減って1本となった。フェンスが遠く感じただろう。
規定打席に達しなかった選手の中では、やはり小笠原(巨)のダウンが大きく、29本減った。年齢(38歳)とケガ(83試合の出場)の影響も大きいのではないか。
ホームページも更新したので見てください。
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