日本の総理は忙しすぎる2012年04月21日 16時12分

日本の総理は多忙すぎる。

現在抱えている重要案件は、
*消費税増税
*社会保障と税の一体改革
*議員定数と歳費削減
*東北の復旧・復興
*福島第一原発事故対応
*TPP
*財政再建
これらは至急やらなくてはならないし、業務が多岐にわたる。
野田政権の政治生命を賭けた課題でもある。

沖縄の基地問題も難問である。
*外交
*普天間基地移設
総理は国会には原則出席するので、外交が疎かになるおそれがある。
国会で、すべての案件に総理が答えなくてもいいと思う。官房長官や副総理が代理で答えればいい。

*2大臣の問責決議対応
頭の痛い問題だが、野党の審議拒否もからんでくる。

*民主党代表としての仕事
どれだけの量があるのかは知らない。

ずっと首相公選制を唱えてきたが、直接国民が選ぶ大統領制でも良くて、総理との仕事のシェアをしないと忙しすぎる。
そのときは次のようにシェアする。
大統領:外交、防衛、経済(社会保障と税)、立法(拒否権)
首相:内政、復旧・復興

アメリカ(大統領と州知事)、ロシア(大統領と首相)、中国(国家主席と首相)などの例のように2人で仕事を分け合ったほうがいい。