ゴジラ松井の所属チームがようやく決まった。
レイズのマイナーである。

果たしてメジャーに昇格できるかを考えてみたい。

現在のメジャー枠は２５人である。
ケガなどで故障者リストに入ったり、成績不振でマイナー落ちする選手が現れたりしないと、松井はメジャーに昇格できない。もちろん、マイナーですさまじい活躍をすれば上がれるだろうが、スロースターターな松井にはむずかしい。

だとすると、故障者を待つか、成績不振者を待つかになるが、故障者はいつでるか分からない。今日かもしれないが、ずっと出ないかもしれない。
では、ＤＨと外野手の成績（５月１日現在）はどうか見てみる。
　　　　ＨＲ　打点　打率
スコット（ＤＨ）　５本　17　.266
アプトン（ＣＦ）　１本　8　.387
ジョイス（ＲＦ）　５本　9　.294
Jennings（ＬＦ）　３本　9　.267
ゾブリスト（ＲＦ）　３本　11　.205
Vogt（ＬＦ）　　　　0　　　0　　.000

Vogtは、１３打数ノーヒットで最も成績が悪い。それ以外では、ゾブリストが.205で最も打率は悪いが、ホームラン３本で打点も１１あり悪くない。
替わるとするとVogtだが、開幕から１３打数ノーヒットくらいなら珍しくも無い。
この調子が５月も続くようなら、松井と入れ替わってもおかしくないが、レフトの控えである。松井本来のＤＨ枠のスコットはホームラン５本、打点１７もあり、替わるのはむずかしい。

松井は実戦から遠ざかっているし、５月は実戦練習に励み、得意の夏場にメジャーに昇格できるよう頑張ってほしい。レイズは直近のレンジャーズ戦にも勝ち越しており、アメリカン・リーグ東部地区首位で好調なので、まだメンバーをいじくる必要は無いが、夏場になれば選手も疲れてきて、松井にもチャンスがおとずれるだろう。