海江田万里 国会事故調で参考人招致2012年05月19日 20時56分

国会事故調への参考人招致が17日、まずは海江田万里元経産大臣に対して行われた。TV中継がなかったので、内容は讀賣新聞による。

ポイントは次のようになる。(”-”以降は、私見)
1.災害対策本部を立ち上げるのに1時間以上かかったのは、総理の理解を得るのに時間がかかった。
-根拠法案を調べるのに時間がかかったのではないか?すぐに取り出せるくらいになっていないといけない。もちろん政治家ではなく役人が。

2.東電から注水を中止するように指示があったが、なぜだか分からない。
-現実には、現場の吉田所長は中止の指示に従わずに、正しい判断をして注水を続けた。この点は良い判断だと思うが、明らかに間違っていても本部に従うべきなどと本末転倒な事を言う人もいる。

3.海江田氏は「東電は第一原発から撤退する」と電話で聞いたと主張しているが、東電は「一部を残して退避」のつもりであったと両者譲らず。
-海江田氏の早とちりだと思う。

4.計画停電で東京23区を外したことに不公平感が出ていることを聞かれ、「警察官が東北に集合しているので外した」と答えた。
-意味が不明である。電気が消えるので、治安に配慮したのだろう。
だが、東京だけが外されたのは納得できない。病院、放送局などは外した方がいいが、非常用発電機で動かせる場合もある。

海江田氏の答弁は、どうもはっきりしない。
質問者はもっと踏み込んで聞いてほしい。

今後、菅前総理、枝野経産大臣(当時官房長官)に対しても参考人招致が行われる。

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