15年前の金価格2013年02月17日 09時50分

手元に1998年3月10日(火曜日)の讀賣新聞・朝刊の切抜きがある。
15年前の新聞である。

「国際価格急落 輝き鈍る金」という題字が踊る。
今から思うと信じられないだろうが、その当時の金価格は非常に安く、1グラム1000円くらいで買えた。
それが一昨日の「買い値」は何と5048円。
5倍にもなった。

僕はそんな切抜きを残したくらいなので、金に興味があった。
美しい金の延べ棒がほしいと思っていたし、1キロだったら購入資金もあったのだが、結局購入はせず株式投資に向かった。

当時は、オーストラリアとアルゼンチンの中央銀行が大量の金を売却し、米国債を購入したと報道されていたが、新興国での需要が増えるから金価格は必ず上昇するだろうと僕は予想していた。
実際その通りになったのだが、金を1キロ購入しておけば、高級車が1台買えるくらいの利益になった。

少し残念ではあるが、予想が当たったのは嬉しかった。一文にもならないが。
でもいつも思うのがどんなことも「無常」なのである。
金がずっと高いわけでもなく、いつかは下がるし、円も上がったり下がったり。
アップルの株価もずいぶんと下がってきた。
「おごれる人も久しからず」
逆にいうとチャンスもある訳である。

コメント

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