「震災ビッグデータ」と「津波てんでんこ」 ― 2013年03月11日 10時32分
2年前の今日、東日本大震災がおこり、福島第一原発がメルトダウンするきっかけとなった日だけにこのところ各放送局では、追悼番組が特集されている。
そんな中でも、異色の番組であった。
携帯電話やカーナビのGPSデータから当日津波に浸食された地域での人々の動きが鮮明に描き出された。
こうした大量のデータを今後の災害救助・避難に生かせればいいと思う。
津波に飲み込まれる地域にとどまる人、逃げ出す人、そして一度近づいては離れていく人。最後は、家族らを助けるために命をかけて「ピックアップ行動」をとった人である。
「津波てんでんこ」という言葉がある。
これは「てんでんばらばらに高台に逃げろ」を表していて、家族を助けなくてもいいという救いの言葉である。
要は家族を助けない自分を責める必要は無い。
逃げられる人は自分で逃げているから大丈夫ということだと思う。
ただ、先ほどのピックアップ行動をとった人を誰が責められようか。
コメント
_ 奔放な旅人 ― 2013/03/11 23:13
_ 政経ねっと ― 2013/03/12 10:33
_ annaleecontois.jimdo.com ― 2017/08/01 18:07
your views on this web site.
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://seikei-net.asablo.jp/blog/2013/03/11/6743572/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
記録としてBD又はDVDに焼きます。