統一球の影響(投手編) ― 2011年12月05日 21時22分
統一球の影響(投手編)
(ブログ9月20日「統一球の影響-打者」、9月21日「統一球の影響Part2-投手」も見てね)
今日は、その第四弾で投手編(セリーグ)である。
(データは日本野球機構オフィシャルサイトから引用)
2010年、2011年両年とも規定投球回に達した選手のなかで、防御率を下げた選手は2人
今年度の防御率(下げた率)
1前田 健太(広)-2.46(+0.25)
2東野 峻(巨)-3.47(+0.2)
同じく、最も防御率を上げた5選手
今年度の防御率(上げた率)
1内海 哲也(巨)-1.7(-2.68)
2吉見 一起(中)-1.65(-1.85)
3久保 裕也(巨)-1.17(-1.6)
4山口 鉄也(巨)-1.75(-1.3)
5浅尾 拓也(中)-0.41(-1.27)
中日の浅尾は、驚異的な防御率0.41で、もう上げようにないレベル。
MVPも当然か!
なぜか、中日と巨人の選手ばかり。
投手の成績を見て感じたのは、2年連続して規定投球回に達した選手が非常に少ない。
野手に比べると、かなり過酷だという印象。
セリーグの打者編、投手編をまとめてみると、統一球は明らかに投手には有利で、打者には不利だと分かった。ただ、気になるのは本塁打が減るだけでなく、打率が下がり過ぎているのはなぜなのか。飛ばないから昨年までは本塁打になっていた飛球が外野フライになって凡退になる以上に打率が下がっている。
変化球が曲がりやすくなったという話もあるし、投手は自信を持って攻められるし、打球スピードが落ちたことも要因だろうが、ほんとうのところははっきりしない。
ホームページも更新したので見てください。
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