尖閣諸島購入への朝日と読売の社説2012年06月07日 21時18分

新聞ダイジェスト(月刊)という雑誌をご存知だろうか?
㈱新聞ダイジェスト社から毎月15日に発行され、讀賣、朝日、毎日、日経、東京などの新聞のダイジェストが読める。

現在発行されている6月号(5月15日発売)では、4月の記事が読める。
定価870円で約170頁、大きな本屋にしかないかもしれない。

今月号では、社説の比較が出ていて面白い。
東京都が尖閣諸島を購入する件は、朝日と読売ではまったく違う反応である。
一部、引用してみる。

朝日新聞
・石原発言は無責任だ
・中国に四の五の文句など言わせるものか、という態度である
・政治家の仕事は複雑に絡み合った懸案を、一つひとつ丁寧に解決していくことだ
・そもそもこれは東京都の仕事ではないはずだ
・石原氏には、新党構想がとりざたされている。その折から、税金を使って選挙向けのパフォーマンスをしているように見える

讀賣新聞(我が家でもずっととっているので、読んだ記憶がある)
・領土保全に国も関与すべきだ
・国の領土保全のあり方に重要な一石を投じたと言える
・政府と都は今後、緊密に協議、連携しなければならない
・日本政府は、大型の監視船を尖閣周辺海域に配備するなど、海上保安庁の監視体制の拡充を図る必要がある

私は石原シンパであることを公言しているので、どちらの肩をもつかはお分かりになるとは思うが、皆さんはどう思われるだろうか。

この話は、雑誌でも取り上げられていて、それも読んだが、おおむね読売ノリである。 購入の為の募金を募る前であったので、両紙とも都民の税金を使うのはハードルが高いと書いているが、既に寄付金額は10億円を超えた。寄付の件数では74、415件(6月6日)で、これを見ると民意は読売に傾いていると思う。私もブログで書いたが、気持ちだけ寄付をした。

朝日も石原憎しだけでなく、どうしたら良いかを提案すべきである。ほとんど、中国の反応ばかりを気にしているのと、石原氏への個人攻撃に感じた。

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