統一球の影響Part2-投手 ― 2011年09月21日 21時56分
昨日は、統一球の打撃部門への影響を見てみたが、当然投手にも影響が出ている。
実際の選手成績(防御率)で見てみよう。
昨年(シーズン終了時) 9月20日現在
内海(巨人) 4.38 → 1.66
ダルビッシュ(日ハム) 1.78 → 1.45
田中(楽天) 2.50 → 1.41
西村(巨人) 4.52 → 1.44
当然、防御率を悪くしている投手もいるが、それには各々の理由がある。全体的に見ると、防御率は良くなっている。巨人の先発投手陣の防御率はかなり良くなっているが、それ以上に打撃陣が不振なのと中継ぎ以降の調子が良くないので、総合的に見ると勝てなくなっている。
こうして見てくると、野球の質が変わるだろうと予測できるが、それに対応できないチームは成績を落とすことになる。本塁打を期待して、細かい野球をしてこなかったチームの成績は下がり、足を使って細かい野球ができ、1点差を守りきるディフェンスの良いチームが浮上してくる。
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