衆議院予算委員会-国会TVダイジェスト2012年07月09日 20時39分

衆議院で予算委員会が始まり、今日は谷垣自民党総裁の質疑もあったが、国民新党の下地幹郎氏が分かりやすい説明をしていたので、それに絞って紹介したい。

1.消費税導入時及び引上げ時の駆け込み需要・反動減のグラフを用いて、今回はそうならないような景気対策(エコカー減税、エコポイント)、贈与税対応をするべきとの提案に、総理は納得していた。

2.所得の多少に対する受益と負担の割合を表すグラフと年収2000万円と300万円の世帯における受益と負担の例を上げて、消費税の増税は低所得者層にとって給付と言う形での受益分も多い。総理がこのことをもっとアピールしていけば、消費税増税に賛成する人が60%くらいにまで増えるとの指摘に対して、総理はすばらしい指摘と応じた。

3.議員定数削減を断行せよ。これはかなり力説していた。
自分はそうなっても当選する自信があるのだろう。自信があるから定数削減を主張し、そのことによりさらに当選する可能性が上がる。

同じ与党の中でありながら、最近職についたばかりの森本防衛大臣に対しての下地氏の批判はすごかった。
批判のポイントは、「オスプレイの沖縄基地配備問題に関して、アメリカ側の伝書鳩のように地元へ説明した態度」であった。
あまりにもアメリカへの配慮が多過ぎると言うわけだ。
複雑な問題に対する大臣の対応の困難さを考えると、非難し過ぎの印象をもった。

ランキングに参加しているので、クリックをお願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村 政治ブログへ